その翌日、またヨハネは、ふたりの弟子とともに立っていたが、イエスが歩いて行かれるのを見て、「見よ、神の小羊」と言った。
ふたりの弟子は、彼がそう言うのを聞いて、イエスについて行った。
イエスは振り向いて、彼らがついて来るのを見て、言われた。
「あなたがたは何を求めているのですか。」ヨハネ1:35-38
主イエス様の質問は、なんとシンプルで 、的確なのでしょう。
もしこの質問が私たちに投げかけられたとしたら、何と答えるでしょう。
実に心探られる思いがします。
私たちは、何のために主イエス様に、ついていくのでしょう。
神ご自身をさらに深く知るためでしょうか。
それとも、何らかのご利益をいただくためでしようか。
神と御子イエス・キリストを知ることは、地上の目に見える恵みより、はるかに価値あることだと、真実に思っているでしょうか。
私は、聖書に親しみ、また神ご自身との深い交わりを通して、神とキリストについて、実に深く教えられている兄弟方を知っています。
多くの兄弟姉妹は、キリストの話をもっと聞きたいと、その兄弟の元へ近づきます。
もし、私たちが、神様の愛と麗しさ、キリストの恵みと寛容を、もっと深く知っていたら、たとえ未信者であっても、その恵みのみことばに触れたいと思うのではないでしょうか。
この素晴らしいお方を、正しくお伝えすることができたら、どんなに素晴らしいでしょう。
彼らは言った。
「ラビ（訳して言えば、先生）。今どこにお泊まりですか。」
イエスは彼らに言われた。
「来なさい。そうすればわかります。」
そこで、彼らはついて行って、イエスの泊まっておられる所を知った。ヨハネ1:38-39
くだんの彼らは、イエス様の宿泊先を尋ねました。
彼らは、イエス様の麗しさを見、さらに深く、このお方を知りたいと思ったのでしょう。
イエス様のお答えは、実に魅力的です。
「来なさい。そうすればわかります。」
主イエス様は、もっと主イエス様を知りたいと思う私たちの願いを聞かれ、招いてくださいます。
そして、主イエス様について行く者は、知るのです。
私たちが、全世界で最も価値あるお方を知ることを、切なる願いとすることができますように。
このお方の招きに、従っていくことができますように。
その永遠のいのちとは、彼らが唯一のまことの神であるあなたと、あなたの遣わされたイエス・キリストとを知ることです。ヨハネ17:3
