しかし、彼らは神に向かって言う。
「私たちから離れよ。私たちは、あなたの道を知りたくない。 全能者が何者なので、私たちは彼に仕えなければならないのか。 私たちが彼に祈って、どんな利益があるのか。」と。 ヨブ記21:14-15
日本には八百万(やおよろず)の神々が祀られています。
受験には学問の神、交通事故には交通安全の神、結婚には縁結びの神、ガンにはガン封じの神…、 生活のあらゆるニーズに対応した「専門医のような神々」があります。
「専門医」よりも、「総合医」の方が便利な気がしますが、 日本人には「専門医の神々」の方が圧倒的に人気があるようです。
それは、「専門医の神々」は、「自分の都合」で選ぶことができ、「自分の好きなとき」に行けば良いから、 ではないでしょうか。
罪ある人間は、本質的に神が嫌いです。
「恥」という字は、心に耳と書きます。もし、自分の心に、誰かが耳を当ててすべて聞かれてしまったら、 消えてしまいたいほど恥入らざるを得ません。
何もかもお見通しの「総合医のような神」では、まことに都合が悪いのです。
けれど、人は神から逃げ隠れはできません。神は私たちの恥をすべてご存知で、その上で、 それらを清める手順をすべて整えてくださいました。
もし、罪はないと言うなら、私たちは自分を欺いており、真理は私たちのうちにありません。
もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。 ヨハネの手紙第一1:8-9