いのちのいずみ

クリスチャン・ブログ

人の知識と神の知恵

  主を恐れることは知識の初めである。  箴言(しんげん)1:7

 

 測量士の方と知り合う機会に恵まれました。

 光波やGPSなど人の英知の限りを尽くして正確に測量し、土地の境界を明確にする「境界杭」を打っていく仕事をされているようです。

 以来、道路や敷地に埋められている様々な種類の「境界杭」が目に留まるようになりました。

 そして、ふと考えました。

 もし地震液状化現象が起きたら、この境界杭には何の意味があるだろう…。

 人はどんなに知識を増しても、神の圧倒的な御力の前には、吹けば飛ぶような存在ではないか、と。

 人の知識は、神の目には愚かに過ぎないことを知ることこそが、知恵の初め。

 神の御前に、自らの愚かさを悟り、へりくだって神に近づく者に、神は知恵を与えてくださる。

 

 わが子よ。もしあなたが、私のことばを受け入れ、私の命令をあなたのうちにたくわえ、 あなたの耳を知恵に傾け、あなたの心を英知に向けるなら、 もしあなたが悟りを呼び求め、英知を求めて声をあげ、銀のように、これを捜し、隠された宝のように、これを探り出すなら、 そのとき、あなたは、主を恐れることを悟り、神の知識を見いだそう。

 主が知恵を与え、御口を通して知識と英知を与えられるからだ。 箴言2:1-6