いのちのいずみ

クリスチャン・ブログ

3ヵ月間の温かい夕食

わたしの弟子だというので、この小さい者たちのひとりに、  水一杯でも飲ませるなら、まことに、あなたがたに告げます。

その人は決して報いに漏れることはありません。

マタイの福音書 10:42

 

 退職して、ある職業訓練校に3ヵ月間通い始めることとなりました。

 毎週、水曜日の夜には「祈り会・聖書学び会」があります。

 学校を終えてから、集会に行くまで、中途半端な空き時間があり、 どうやって時間を潰そうかなと考えていました。

 そんな時、ある女性クリスチャンが、「我が家に寄って、夕食を召し上がっていらしてください」と 優しく声をかけてくださいました。

 お言葉に甘えて、彼女の家で温かい夕食をごちそうになり、楽しく 幸いな交わりの時を持ち、一緒に「祈り会・聖書学び会」に出かけました。

 そして、彼女は「これからも卒業まで、毎週、夕食を召し上がっていらしてください。 せっかくゆっくり交わる機会が与えられているのですから」と穏やかな笑顔で誘ってくださいました。

 数回、おじゃました時、手土産を持って行くと、彼女は「そのような気遣いはしないでください」と笑顔で固辞されました。

 3ヵ月にわたって、彼女はいつも変わらぬ穏やかな笑顔で私を迎えてくださいました。

 彼女の思いはいつも、「あなたに、~してあげる」のではなく、「私が、~したい」というものでした。  3ヵ月間の温かな夕食は、私の心と体と霊を、本当にゆたかに養ってくれました。