私は一つのことを主に願った。
私はそれを求めている。
私のいのちの日の限り、主の家に住むことを。
主の麗しさを仰ぎ見、その宮で、思いにふける、そのために。
詩篇27:4
私たちクリスチャンは、この地上にあって、神様から離れて、生活をしています。
ヨブは、その中にあって、いつも神様を仰ぎ見て、暮らしていました。
ヨブの日々は、守られて、充実していました。
しかし、ある日突然に、苦難がヨブを襲います。
しかしヨブは、苦難に対して、決して愚痴をこぼしませんでした。
ヨブの叫びは、神様との親しい交わりが断たれた苦しみでした。
私は神が答えることばを知り、私に言われることが何であるかを悟りたい。
ヨブ23:5
私はあなたに向かって叫びますが、あなたはお答えになりません。
ヨブ30:20
この苦しみを通って、ヨブは神様の御声を聴くに至ります。
それがどのような叱責であったとしても、神様の御声を聴いたヨブは、どれほど慰められたことでしょう。
ヨブの信仰の回復は、ただ神様の働きかけによるものでした。
私たちには、地上にあって、理解できない様々なことが襲います。
どれほど叫んでも、聞かれないと、絶望することもあるでしょう。
しかし、人には、神様から離れた幸福や平安などありえないのです。
私たちが回復される道は唯一です。
私はいま願っています。
私の唯一の喜びが、主の御許で祈り、交わり、憩うことでありますように。
私が主の御許から、決して、離れることがありませんように。
私たちクリスチャンにとって、必要な唯一のことは、このことなのではないかと、いま私は思っています。