いのちのいずみ

クリスチャン・ブログ

キリストの御顔にある慈しみ深い眼差し

クリスチャンではないある知人が、DVDを貸してくださいました。

キリストの復活後を描いた最近の映画で、その名も「復活」。

 

クリスチャンの目には、?と思う点もなくはないのですが、なかなか興味深い作品でした。

 

何より、心に留まったのは、クリフ・カーティス演じるキリスト・イエスの実に慈しみ深い眼差しでした。

 

私たち生きている者は、誰もイエス様の御顔を見たことがありません。

多くの絵画には描かれていますが、みな想像の産物です。

 

偶像を造ってはならない、拝んではならないと、十戒にあるように、私たちは偶像を持たないので、地上を歩まれたイエス様の御顔がどのようであったか、これまで迂闊にも深く考えたことがありませんでした。

 

しかし、一つの解釈として演じられたイエス様の、どのような人をも受け入れる、人を深く包み込むような眼差しを見たとき、本当に温かく心がゆるめられるような心地がしました。

 

さもありなん。

こんな風にイエス様に見つめられたら、誰でも一目で心を解かれ、御前にひざまずいて自分の罪を告白してしまうのではないでしょうか。

 

ひるがえって、私はどんな目で、日々、人を見ているのでしょう。

思い巡らすだけで、何やらうそ寒くなってきました。

 

なんと主様と私はかけ離れていることか、改めて、嘆かわしい限りです。

 

ただ私は、いつもそのようであったであろう主イエス様の御顔にある、慈愛に満ちたその眼差しを、絶えず心に留めておきたいと思いました。

 

私の心に、その眼差しが住んでいてくださると信じることで、私の眼差しもまた、変えられると思うのです。

 

この素晴らしいお方と、いつも、絶えず、永遠にともにある幸いを、心から感謝したいと思います。

 

わたしにとどまりなさい。わたしも、あなたがたの中にとどまります。ヨハネ15:4

 

父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛しました。わたしの愛の中にとどまりなさい。ヨハネ15:9